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香川 1得点1アシスト!5発大勝で逆転Vへ望みつなぐ

[ 2016年5月1日 00:24 ]

ボルフスブルク戦で先制ゴールを決め、アドリアン・ラモス(右)から祝福されるドルトムントの香川(AP)

ブンデスリーガ第32節 ドルトムント5―1ボルフスブルク

(4月30日)
 ドルトムントのMF香川は30日、ホームでのボルフスブルク戦に公式戦6試合連続のスタメン出場。前半7分に2試合連続となる先制弾を決めると、その2分後にはスルーパスからFWアドリアン・ラモスの追加点をアシスト。リーグ戦4試合連続となるフル出場を果たし、5―1の大勝に貢献した。

 香川は前半から前線に近い位置にポジショニングを取ると前半7分、ペナルティエリアの中央に攻め上がり、ゴールとは違う方向に飛んだ右サイドのMFムヒタリアンが放った強烈ボレーにとっさに反応。まるでボールがビリヤードのように弾かれネットへと突き刺さり、本人も驚いた表情で今季リーグ戦9得点目を喜んだ。

 ここ7試合で5ゴールと勢いに乗る香川は2分後、中盤の高い位置でボールを拾うとすかさず相手DFラインの裏へ絶妙なスルーパスを通し、FWアドリアン・ラモスの追加点をアシスト。

 後半に入っても追加点のチャンスが続き、同15分には味方のシュートのこぼれ球をゴール前で受け左足で狙うもGKに弾かれゴールならず。しかし、この流れからMFロイスの鮮やかなシュートが決まり3点目。さらには途中出場のFWオーバメヤンが立て続けゴールを決め、5―0で圧勝した。

 攻守に相手を圧倒したチームは3連勝。この日バイエルン・ミュンヘンがボルシアMGと引き分けたため、首位との勝ち点差を5に縮め逆転Vへの僅かな希望をつないだ。

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