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田嶋会長就任し協会新体制発足 日本サッカー変革へ意欲

[ 2016年3月27日 19:19 ]

記者会見する日本サッカー協会の田嶋幸三新会長

 日本サッカー協会は27日、東京都内で評議員会と理事会を開き、1月31日に初めて実施された会長選挙で当選した田嶋幸三副会長が新会長に就任した。岡田武史副会長や西野朗技術委員長らが加わった新体制が発足し、記者会見した田嶋会長は「本気で日本サッカーを変えるために活動していく。待ったなしだ」と意気込みを述べた。

 新会長は2030年までのワールドカップ(W杯)4強入りの中期目標達成や20年東京五輪でのメダル獲得を目指す考えを示し、女子を含めての選手育成や指導者養成にも注力する姿勢を打ち出した。

 役員の任期は2年。オーナーを務めるFC今治の業務で欠席した岡田副会長が、田嶋会長に病気や事故などがあった場合に会長代行者を務めることも決まった。専務理事には農林水産省出身の岡島正明氏、事務方のトップとなる新設の事務総長には元電通の岩上和道氏が就任した。

 2期4年務めた大仁邦弥会長は名誉会長となり、小倉純二名誉会長は最高顧問に就いた。

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2016年3月27日のニュース