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井原監督、古巣に2度追いつかれ苦笑い「ジュビロさんには感謝したい」

[ 2016年3月19日 21:36 ]

<磐田・福岡>引き分けに終わりスタッフと握手を交わす井原監督(中央)

明治安田生命J1第1S第4節第1日 福岡2―2磐田

(3月19日 ヤマハ)
 福岡の5年ぶりJ1白星はまたもや次節以降に持ち越された。磐田との昇格組同士の対決で先制しながら追いつかれ、勝ち越すも再び追いつかれて2―2のドロー決着。開幕から4戦目にして初めて4バックで勝負をかけた井原監督だったが、勝利にはあと1歩届かなかった。

 それでも「いい試合ができたと思う。後半、追加点が奪えればという試合だったと思います」と前半終了間際に2―1と勝ち越しながら突き放すことができなかった試合を振り返った井原監督。4バックにした理由を「ここ3試合で結果が出ていなかったので前の人数を増やした。守るのではなく積極的な姿勢を見せたかった」と説明し、「選手はしっかり攻撃してくれたと思う。このままの形でも十分にJ1でも戦っていけるなという手応えをある程度感じた」と振り返った。

 磐田は現役時代の2000年に1年間プレーした古巣で、昨季はJ2最終節まで自動昇格を争った。昨季J2リーグ戦では福岡の2戦2勝、天皇杯2回戦でも福岡が勝つなど相性は良かったが、勝ち切れなかった。「昨年は内容はともかく3連勝でき、今年は引き分け。相性は分からないが、我々のいいサッカーを出させてもらったので、ジュビロさんには感謝したいと思います」と苦笑いまじりに話した。

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