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G大阪 1点がやっと、ハード日程にも遠藤「連戦疲れは言い訳」

[ 2016年3月19日 20:15 ]

<神戸・G大阪>後半 神戸・ペドロ ジュニオール(右)の厳しいマークを受けるG大阪・遠藤

明治安田生命J1第1S第4節第1日 G大阪1―2神戸

(3月19日 ノエスタ)
 G大阪はアウエーで神戸に1―2と敗れ、リーグ3連勝はならなかった。前半はシュート1本に抑えられるなど、低調な内容。2点を追う後半にセットプレーから1点を返すのがやっとだった。2月20日のゼロックス杯・広島戦から29日間で8試合。疲労の色が濃く出ていた90分間だった。

 そんな中、苦言を呈したのはベテランの元日本代表MF遠藤だった。「連戦疲れは言い訳でしかない」とピシャリ。すでに神戸よりも4試合も多く消化しており「コンディションは全員が100%ではない」と認めつつも「頭を上手く回転させれば動きの質は上がる」と疲労をカバーする“賢さ”が足りなかったと強調した。

 失点シーンも「相手は前で引っ掛けてカウンター。それを狙っていた」と分析し「集中力とセーフティーの意識を持つことが大事だった。サポートの遅さが敗因の1つ」と周囲の状況や相手の狙い目を把握することで防げた失点だという。

 ボールを蹴り、走るだけがサッカーではない。日本代表歴代最多キャップを誇るベテランならではの厳しい言葉だった。

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2016年3月19日のニュース