香川　ＥＬ８強進出も“複雑”な誕生日「あまりいい日ではない」

トットナム戦の後半、途中出場し競り合うドルトムントの香川（右）

　欧州リーグ決勝トーナメント２回戦第２戦は１７日に８試合が行われ、ドルトムントはアウェーでトットナムに２―１で勝ち、２戦合計５―１で準々決勝に進出。日本代表ＭＦ香川真司（２７）は後半途中から出場したが、得点には絡めなかった。イングランド勢同士の対戦はリバプールがマンチェスターＵと１―１で引き分け、２戦合計３―１で８強入り。１８日に準々決勝（第１戦４月７日、第２戦同１４日）の組み合わせ抽選がスイスのニヨンで行われ、ドルトムントはリバプールとの対戦が決定。前ドルトムント指揮官のクロップ監督が率いるチームとの因縁の対決となった。

【欧州リーグ準々決勝 香川　日程＆成績】

　ＭＦ香川が２７回目の誕生日を白星で飾った。１３日のマインツ戦で得点するなど復調気味だが、この日はベンチスタート。後半２６分から４―３―３の左インサイドハーフで途中出場した。後半４４分に左足シュートを放つなど積極的なプレーを見せたが無得点に終わり「あまり良い誕生日ではないですね」と苦笑い。「年を取ることはうれしくないが、年齢とともにもっと進化したい」と決意を新たにした。Ｗ杯アジア２次予選（２４日アフガニスタン戦、２９日シリア戦）を控える日本代表に合流するため、近日中に帰国する。