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武蔵&松原が全治3カ月…リオ五輪本戦へ代表メンバー再考必至

[ 2016年3月11日 05:30 ]

左大腿を負傷し全治3カ月と発表されたU―23日本代表候補の新潟FW鈴木武蔵

 リオデジャネイロ五輪(8月4日開幕、ブラジル)に出場するU―23日本代表候補のFW鈴木武蔵(22=新潟)が左大腿四頭筋肉離れのため、DF松原健(23=同)が右膝外側半月板損傷で手術を受け、それぞれ全治3カ月とクラブが発表した。復帰は6月になる見込みで、コンディションを再調整する意味でも五輪本大会への影響は避けられそうにない。

 2人は1月の五輪アジア最終予選に出場。鈴木は1次リーグのタイ戦でゴールを決めるなど主力として活躍した。松原は昨年4月にも右膝を手術しており、その影響から1試合の出場にとどまったが、14年にはA代表に選出されるなど、期待の右サイドバック(SB)だ。この日、都内で取材に応じた同代表の手倉森誠監督(48)は「誰かがケガをすればチャンスが来る選手もいる。焦らずにやっていてほしい」と平常心を貫いた。ただ、右SBは同予選に出場したFC東京DF室屋成(21)も、2月に左足第5中足骨を骨折して離脱中。24歳以上のオーバーエージ枠3人の選考に関する考え方も「変わってきますよ」と再考を迫られる事態となった。

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2016年3月11日のニュース