ウディネーゼが広島U23浅野獲り 伊メディア報じる

[ 2016年3月11日 14:15 ]

広島のU23代表FW浅野拓磨

 ウディネーゼが本拠を置くウディネの地元メディア「モンド・ウディネーゼ」は9日付で、ウディネーゼが広島のU―23日本代表FW浅野拓磨(21)の獲得に動いていると報じた。

 同メディアによると、ウディネーゼは1月にカタールで行われたリオデジャネイロ五輪アジア最終予選にスカウトを派遣、浅野に関してその反応はすべてポジティブなものだったとし、獲得へ向け200万ユーロ(約2億5200万円)のオファーを準備しているという。来夏の獲得へ向けた動きと見られ、200万ユーロは移籍金の額とされる。

 ウディネーゼはかつて日本代表の指揮官だった元ブラジル代表MFジーコもプレーし、14年W杯ブラジル大会で日本代表を率いた現北京国安のアルベルト・ザッケローニ監督の古巣としても知られる。過去にリーグ優勝などのタイトル獲得はないものの、限られた資金の中で屈指のスカウト網を駆使し、多くの原石を発掘。彼らを手塩に掛けて育て上げ、資金力で圧倒的に上を行くビッグクラブとも何度も上位争いも演じてきた。

 90年W杯イタリア大会でも使用された本拠地のスタディオ・フリウリは今季、改修工事が終了。陸上用のトラックがなくなり、収容人数こそ大幅に減ったものの、臨場感たっぷりのサッカー専用スタジアムに生まれ変わった。またオーナーのジャンパオロ・ポッツォ氏(74)はウディネーゼほか、09年夏に当時4部だったスペインのグラナダ(現1部所属)、12年6月に当時イングランド2部だったワトフォード(現プレミアリーグ所属)を買収。現在は3クラブのオーナーとして、互いのクラブでレンタル移籍を行などしてさらなる若手選手の育成に力を入れている。

 ウディネーゼが過去に発掘した選手としては、元ガーナ代表MFアッピア、元デンマーク代表MFヨルゲンセン、元ガーナ代表MFムンタリ、元チェコ代表DFヤンクロブスキ、元ドイツ代表FWビエルホフ、元イタリア代表FWイアクインタ、最近ではバルセロナを経て、現在アーセナルで活躍するチリ代表FWサンチェス、上海上港のガーナ代表FWギャンらがいる。

 関係者によれば、リオ五輪アジア最終予選決勝の韓国戦で2得点を決めチームを勝利に導いた浅野には、トリノなどセリエAの複数クラブが既に注目。その中で、ウディネーゼは既に広島に身分紹介を行ったという。今後はドイツを筆頭に他国のクラブも獲得に動く可能性も十分に予想され、ジャガーの愛称がすっかり定着したスピードスター・浅野の今後のプレーにますます注目が集まる。

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