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パリSG8強へ先勝!イブラだ、カバーニだ、因縁対決制した

[ 2016年2月18日 05:30 ]

<パリSG・チェルシー>先制点を決め喜ぶイブラヒモビッチ(AP)

欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦 パリSG2―1チェルシー

(2月16日)
 16チームによる決勝トーナメントが16日に開幕し1回戦第1戦の2試合が行われた。パリSGはホームで、決勝トーナメント3季連続の対戦となったチェルシーに2―1と先勝。前半にスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(34)がFKを直接決めて先制し、1―1の後半に途中出場のウルグアイ代表FWエディソン・カバーニ(29)が勝ち越し点を挙げた。またベンフィカはホームでゼニトに1―0で勝利。第2戦は3月9日に行われる。 

 因縁対決の初戦を、パリSGがスター選手の活躍で制した。前半39分に大黒柱のイブラヒモビッチの強烈な直接FKで先制。1―1の後半33分には、イブラヒモビッチが起点となり、MFディマリアの浮き球パスから、途中出場のFWカバーニが角度のないところから右足で決勝点をねじ込んだ。スコアは僅差だがボール支配率61%、シュート数20対10と圧倒し「内容は今季最高のパフォーマンスの一つ」とブラン監督は胸を張った。

 4連覇を狙う国内リーグは無敗で2位に勝ち点24差をつけて独走。欧州CLは昨季まで3季連続8強止まりだが、ブラン監督は「優勝できる潜在能力はある」と初Vを見据える。チェルシーとは3季連続の対戦で昨季はパリSG、一昨季はチェルシーが勝利。いずれもアウェー得点差で勝負がつく接戦で決着しており、指揮官は「2―1は大きなアドバンテージではない」と敵地の第2戦へ気を引き締めた。

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2016年2月18日のニュース