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なでしこ山下“女西川”だ!フィードと足元の技術で守護神奪取へ

[ 2016年2月18日 05:30 ]

前線にボールをフィードするGK山下

 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選(2月29日~3月9日、大阪)に臨むなでしこジャパンは17日、沖縄県内で合宿5日目の練習に臨み、琉球大の男子学生と約1時間の実戦練習などを行った。GK山下杏也加(20=日テレ)は、自身と同じ利き足が左の日本代表GK西川(浦和)を手本に正GK定着を狙う。

 中学まではFWだったが高1でGKに転向し、昨年8月の東アジア杯でA代表デビューした成長株。フィールドプレーヤーを経験していることで、足元の技術とキックの精度には自信を持つ。レフティーのGKといえば、日本では西川が有名だが、山下も「キックの精度は西川さんが目標。よく映像で見る」と参考にしている。

 男子大学生を屈強なアジア勢に見立てたこの日の練習では、強烈なシュートへの対応と、ハイプレッシャーの中でのパスのつなぎ方を意識。「男子はスピードやパワーが海外っぽい。紅白戦とは違う刺激があった」と“予行演習”は万全だ。増矢と並んで今合宿メンバー中最年少の20歳は「スタメンを獲ることが一番の目標」とキッパリ。“女西川”がゴール前に立ちはだかる。

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