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手倉森ジャパン 準々決勝は“イランのCロナ”に注意

[ 2016年1月20日 07:53 ]

イランのトラビ 21歳サイドアタッカーは手倉森ジャパンにとって脅威だ

U―23アジア選手権 日本―イラン

(1月22日 カタール・ドーハ)
 日本と対戦が決まったイランはMFトラビが要警戒だ。18日の中国戦では2―1の後半3分、約25メートルの位置からC・ロナウドばりの直接FK弾を決めるなど全3得点に絡んだ。左サイドでプレーするアタッカーは切れのあるドリブル、速いクロスなどは日本にとって脅威となる。

 A代表にも選出されている21歳。昨年10月にはハリルジャパンとの親善試合で得点した。今大会で15日のカタール―イラン戦を視察した日本協会の田嶋副会長もトラビに注目。「ちょっと体は細いけど、しなやかだし、スピードもあるし、ボールを取られない」。チームに欧州組は不在ながら屈強な体格の選手がそろう。ロングボールに頼りがちな他の中東勢と一線を画し、短いパスとドリブルを織り交ぜるスタイルで、トラビは中心的な存在となっている。

 日程でも日本より有利だ。22日の決戦へ、イランは中3日で臨めるが、日本は中2日。ハクプル監督は日本を「大会で最も組織だっている。タフなゲームになる」と警戒しながらも「我々は1次リーグ3試合、全てメンバーを代えた。能力のある選手がそろっている。使い分けられるのはラッキー」と不敵に笑った。

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