日本　先発１０人入れ替え、サウジに勝利！３連勝で準々決勝に弾み

＜サウジアラビア・日本＞前半３１分、先制ゴールを決め喜ぶ大島（左から２人目）

　サッカー男子のリオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねたＵ―２３アジア選手権第８日は１９日、カタールのドーハで１次リーグ４試合が行われ、すでにＢ組１位通過を決めている日本はサウジアラビアを２―１で下し、３連勝の勝ち点９で１次リーグを終えた。２２日の準々決勝ではＡ組２位のイランと対戦する。

　サウジ戦の勝敗に関係なく１位突破が確定している日本はＧＫ杉本、ＭＦ三竿ら４人を初起用するなど１７日のタイ戦から先発１０人を入れ替え。序盤から惜しいチャンスを逃していたが、前半３１分に大島の豪快なミドルシュートで先制し、１―０で折り返し。

　後半８分には右サイドのスペースでボールを受けたＦＷ南野がドリブルでペナルティエリア内に切り込み、中央へグラウンダーのパス。これをＭＦ井手口が右足で決めて２点差に。同１２分にＤＦ植田のファウルでＰＫを与えて今大会初失点を喫したものの、最後までリードを守り抜いた。

　１６チームが４組に分かれて争う１次リーグの各組２位までが準々決勝に進出。大会の上位３チームが五輪出場権を得る。日本は６大会連続１０度目の本大会出場を目指す。