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香川 負けても2位通過 古巣マンUと対戦も「今だったら勝てる」

[ 2015年12月12日 05:30 ]

<ドルトムント・PAOK>後半、競り合う香川(左)

欧州リーグ1次リーグ最終戦 ドルトムント0―1PAOK

(12月10日)
 欧州リーグは10日、1次リーグ最終戦24試合が行われた。C組のドルトムントはPAOKサロニカ(ギリシャ)に0―1で敗れ、2位通過。MF香川真司(26)は先発したが不発に終わった。H組のスポルティング(ポルトガル)はベシクタシュ(トルコ)に3―1で勝利。FW田中順也(28)はベンチ外だった。I組1位通過を決めていたバーゼル(スイス)はレフ・ポズナニ(ポーランド)に1―0で勝利したが、FW柿谷曜一朗(25)は出番なし。各組上位2チームと欧州CL1次リーグ各組3位の計32チームで来年2月に決勝トーナメント1回戦を実施。組み合わせ抽選は14日に行われる。

 左インサイドハーフで先発したMF香川は不発に終わり「連動性がなくイージーミスが多かった。控え組中心だったので積極性が空回りした部分もある」と唇をかんだ。前半10分にペナルティーエリア内左側から放ったシュートはDFに当たってから左ポストに阻まれた。後半9分のヘディングシュートもGKの好セーブに遭った。ポジションに縛られずトップ下気味の位置でプレーを続けたが、ゴールに絡めずに後半21分に交代した。

 チームは圧倒的にボールを支配しながら、前半33分に失点。5日のボルフスブルク戦からメンバーを大幅変更した一戦で連係不足を露呈し、2位通過となった。欧州CL1次リーグで3位に沈んだマンチェスターUが欧州リーグに回るため、香川は古巣と対戦する可能性が浮上。「今のマンUにだったら勝てると思う」と自信を見せた。

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2015年12月12日のニュース