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G大阪・遠藤“現場監督”でピンチ救う、敵地で指揮官出場停止

[ 2015年9月29日 05:30 ]

ACL準決勝第1戦 G大阪―広州恒大

(9月30日 広州)
 G大阪は28日、ACL準決勝・広州恒大戦の第1戦(30日、広州)に向け吹田市内で練習を再開し、その後に関空発の航空機で出発した。準々決勝・全北現代戦の第2戦で劇的勝利を見せた一方で喜び過ぎた長谷川監督がピッチに入ったため退席処分となり、準決勝第1戦はベンチ入り禁止となる。片野坂ヘッドコーチが代理で指揮を執るとはいえ、強力助っ人を擁するアジア屈指の金満クラブとの対戦を前に大きな不安材料だ。

 この苦境下で頼もしいのはMF遠藤の存在だ。全北戦でも自らの判断でDFの選手を前線へ動かして決勝ゴールを呼び込むなど、その戦術眼はピッチ上の指揮官と呼ぶにふさわしい。「サッカーは瞬間、瞬間の判断が必要なスポーツ。監督がいないのは今までなかったけど、アクシデントや想定外のことを乗り越えたい」。日本代表最多キャップ数を誇るベテランが監督不在のピンチを救う。

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2015年9月29日のニュース