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浦和、3位浮上!古巣戦でV弾の興梠「やりづらいが点取れて良かった」

[ 2015年9月26日 18:06 ]

<鹿島・浦和>後半、浦和・興梠はゴールを決める

J1第2S第12節 浦和2―1鹿島

(9月26日 カシマ)
 第1ステージ覇者の浦和が、第2ステージ2位と好調な鹿島に敵地で2―1と逆転勝ち。年間首位を守るとともに、第2S順位で前節の4位から3位へと浮上した。

 前半3分にいきなり失点する苦しいスタートとなったが、3分後の同6分にMF高木のゴールで同点。ラッキーな決勝点は1―1で迎えた後半27分だった。DF宇賀神の左クロスが至近距離にいた相手に当たって軌道が変わり、そのボールを相手GK曽ヶ端がファンブル。日本代表FW興梠がそのこぼれ球にダイレクトで右足を振り抜き、試合を決めた。

 12年まで高卒から8年間鹿島でプレーした興梠は「古巣ってことでやりづらさはすごくあったが、ラッキーな形で点が取れたことはすごく良かった」と控えめな笑顔。「毎年、個人的にはこのアウェーの地に来たらなかなか自分のプレーができないので、今回も多分できないだろうなという感じはありましたけど、少なからずチームのために守備でも頑張ろうと思って試合に入りましたし、早い段階で失点したのは悔やまれますけど、最終的にこうして勝ったのですごくうれしく思います。ソガさん(曽ヶ端)と仲良くしといて良かったですね」と苦笑いまじりに複雑な胸中も吐露した。

 「まだ鹿島戦で気持ちいいゴールがないので、気持ちいいゴールを取りたかったですけど、レッズサポーターの皆さんが本当に自分を応援してくれたし、どんな形でも点は取りたかったので取れて良かったと思います」と興梠。「年間1位は僕たちの目標なので、そこを目指して頑張りたいと思いますし、上位の鹿島を叩けたってことはすごいチームにとってプラスになるんじゃないかと思います」と残り5試合となった第2ステージの逆転Vにも意欲を見せた。

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