湘南遠藤 横浜封じでJ1残留だ!代表定着へのアピールにも意欲

[ 2015年9月26日 05:30 ]

横浜との神奈川ダービーで先発濃厚な湘南DF遠藤

 天敵撃破でJ1残留確定だ!J1は26日、各地で9試合が行われ、日本代表DF遠藤航(22)擁す湘南はホームで横浜との神奈川ダービーを戦う。湘南が勝ち、年間16位の松本が引き分け以下なら早くも来季J1残留が決定する一戦。3バックの右で先発確実な遠藤は、リーグ戦10連敗中の天敵横浜を封じ、J1残留確定と日本代表定着アピールを狙う。

【J1年間順位表 第2S順位表 日本代表日程】

 横殴りの雨もむしろ遠藤の闘志をかき立てた。横浜戦前日の25日は約2時間、集中力を切らすことなく戦術練習に没頭した。勝てば年間16位松本の成績次第でJ1残留が確定する。横浜との神奈川ダービーは97年を最後に18年も白星から遠ざかるが「(苦手意識は)特にない。ホームだし勝ち点3を取りにいく」と力強い。不吉なデータもどこ吹く風だ。

 因縁深い。横浜出身の遠藤は少年時代、トリコロールに憧れた。「(中村)俊輔さんがレジーナに移籍する前の試合も見に行きました」。02年7月、父親に連れられて見た満員の国立での東京V戦は今も脳裏に残る。だが横浜ジュニアユースのセレクションには落選。そして今、日本を代表するDFに成長し、その横浜と、中村と対峙(たいじ)する。「一選手として戦うことは楽しみ」と話す。

 今月のW杯アジア予選では来年五輪を目指すリオ世代から唯一、日本代表入り。8日のアフガニスタン戦では後半、途中出場も果たした。今季は「簡単に倒れない」をテーマとして自身に課し、代表合宿では1対1で相手に当たるタイミング、距離感を学び、磨きをかけた。代表定着、先発出場が今後の目標になる。かつて憧れた中村擁する横浜の攻撃を封じれば絶好のアピールになる。

 湘南は10年、13年とJ2から昇格してJ1に臨んだが、いずれも1年で降格した。負の歴史にピリオドを打つJ1残留はもう目前だ。だが、遠藤は「(残留は)いいことだけど、そこが目標ではない。もっと上を目指している」と言い切る。くしくも13年から改造に乗り出した肉体はたくましさを増し、以前着ていたシャツはピチピチという。J1上位、そして日本代表への定着。進化する22歳の野心は尽きることがない。

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