ゴン中山、練習参加で「足手まといにならないように」

練習前に握手する中山氏（左）と山本昌邦代表
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中山雅史氏、ＪＦＬ沼津の練習参加

　【中山氏に聞く】

　――練習参加に驚いている人が多い。

　「そうですか。練習参加だから、自分が今どれくらいのプレーができるのかということで。いろんなリハビリをしてきたが、サッカーをしてみないと分からなかった。そこで山本（昌邦）さんから話をもらって、ここに参加させてもらった。ぴりっとしたムードの中、（チームには）サッカーを愛しているメンバーが多い。僕も精いっぱいで応えないといけない」

　――山本昌邦会長から話をもらった時は？

　「本当に（僕で）いいのかなと。受け入れる側に“テレビやＣＭに出ている人が、何でわざわざくるの？”と思われたら申し訳なかった。とにかく、足手まといにならないように一生懸命やった」

　――実際やってみて？

　「ごまかしが利かない。（７月の）エキシビションやってるから、という甘い考えはなかったけど。一つ一つのプレーをやった時の動作に対する気づきとか、非常に重要だと感じた。まだまだ足りないものも分かった。少しずつ自分のリハビリの中で高めていければいい」

　――両膝の状態は？

　「見ての通りです。僕自身も甘いものではないと思っている。少しずつでもその甘さを排除していけたらいい」