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ブラインドサッカー日本代表、5発快勝!リオ切符諦めん!

[ 2015年9月6日 05:30 ]

<日本・インド>インドから5点を奪い勝利した日本はサポーターとバンザイ

 視覚障がい者らで行うブラインドサッカーのリオデジャネイロ・パラリンピック予選を兼ねたアジア選手権は5日、東京・国立代々木競技場フットサルコートで第4日の3試合を行った。日本はインドに5―0で快勝したが、中国がイランと0―0で引き分けたため、自力での初の出場権獲得はなくなった。日本が6日の1次リーグ最終戦でマレーシアに勝ち、中国がインドに負けるかイランが韓国と引き分け以下なら日本が2位以内となり出場権を獲得する。

 先に行われた第1試合で中国がイランと引き分けたため、自力での出場権獲得ができなくなったものの、日本は最後まで諦めなかった。前半9分に黒田がFKから右足で決めると、同13分には川村がPKを決めて2点目。後半は川村が3点追加して快勝だ。

 「日本のサッカーを貫いて多く点を取って勝ちたかった。勝てて良かった」と川村は振り返る。これまで代表でマルチゴールはなかったが、前日の韓国戦の1点に続いて一気に4得点。魚住監督も「これで乗ってくれればチームに勢いが付く」と頼もしそうに話した。日本は6日のマレーシア戦に勝っても、中国かイランが取りこぼさないとリオの切符は手にできない。「追い込まれた状態。勝つしかないが、積み上げてきたものをピッチで出すだけ。道は開けると信じている」と川村は前を向いた。

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2015年9月6日のニュース