ドイツ、天王山制した！３戦残し首位浮上　欧州選手権予選

　欧州選手権予選８試合が４日に行われ、Ｄ組はドイツがホームでポーランドとの上位対決に３―１で勝利。勝ち点を１６に伸ばし、同１４のポーランドを逆転して首位に浮上した。Ｉ組は２位デンマークと３位アルバニアが０―０で引き分けて、ともに勝ち点１１。試合がなかった勝ち点１２の首位ポルトガルを逆転するチャンスを逃した。Ｆ組は北アイルランドがルーマニアを抜いて首位に浮上し、初の本大会出場へ前進した。

　Ｄ組のドイツはバイエルンＭ勢が全得点を挙げる活躍で天王山を制した。前半１２分にＦＷミュラーが先制点を挙げると、ＭＦゲッツェが同１９分にドリブル突破から追加点。２―１の終盤にゲッツェがミュラーのシュートのこぼれ球を押し込んで試合を決めた。昨年１０月に初めて敗れたポーランドにリベンジし、３試合を残して首位を奪取。ゲッツェは「重要な試合だと分かっていたし、首位に立ちたかった」と胸を張った。