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甲府、順大にヒヤリ 1点差辛勝で3回戦進出 阿部拓「勝てて良かった」

[ 2015年9月5日 17:12 ]

第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦 甲府3―2順大

(9月5日 中銀スタ)
 J1、J2各クラブと都道府県予選を勝ち抜いた88チームが参加して日本一を決める第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会は5日、各地で2回戦の13試合が行われ、J1甲府は元日本代表DF堀池巧氏(49)が監督を務める順天堂大に苦しみながらも3―2で1点差勝ちを収め、3回戦進出を決めた。

 甲府は前半7分にMF橋爪、同13分にMF保坂がゴールして2点をリード。同27分に順大DF原田に決められ前半を2―1で折り返した。そして迎えた後半12分、FW阿部拓のゴールで再び2点差とするも、同34分に相手MF杉田に豪快なミドル弾を決められるという冷や汗ものの展開。だが、それ以上の失点は許さず最後は逃げ切った。

 チーム3点目となる貴重な右足ゴールを決めた阿部拓は「大学生相手だと、こういう難しいゲームになると分かっていたが、とりあえず勝てて良かった」とホッとした様子。J1リーグ戦では年間順位12位と残留争いから完全に抜け出せていないが、「きょうみたいなゲームでも勝ち点を1でも積み上げていくことが大事だと思っているので、気を緩めないでやりたい」と12日に再開となるJ1第2ステージに気合を入れ直していた。

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2015年9月5日のニュース