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セットプレーから得点を 合宿で練習ゼロ…選手が必要性訴え

[ 2015年9月5日 05:30 ]

セットプレーの重要性を訴えた1人、森重

 森重が、武藤が、吉田が、8日のW杯予選アフガニスタン戦に向け、セットプレーの重要性を訴えた。3日のカンボジア戦では12本のCK、1本のFKが“空砲”に終わった。日本協会関係者によれば今合宿でセットプレーの練習は一度もなく調整不足は明白だ。

 森重は「引いた相手には重要。監督は(得点の)30%はセットプレーと言っているので軽視はしてないと思う。限られた時間の中で戦術を優先していると思う」。指揮官に理解を示しつつも重要性を強調。吉田も「セットプレーでの得点を増やしていかないと」と話している。

 次戦のアフガニスタンも守備的な戦いをしてくることが予想される。実はハリルジャパン発足後の8試合でセットプレーからの得点は6月のイラク戦で槙野が決めた1点のみ。カンボジア戦後「FK、CKで得点できないことに関しては世界一」と笑った指揮官だが、自虐的になる前にまずはセットプレーを練習する必要がありそうだ。

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2015年9月5日のニュース