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“難病啓発大使”細貝 寄付金贈呈式に参加「これからもサポートを」

[ 2015年6月22日 14:00 ]

疾患啓発イベント「6 Minutes Run For CTEPH(シックス・ミニッツ・ラン・フォー・シーテフ)」に参加したヘルタのMF細貝(AP)
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6 Minutes Run For CTEPH(シックス・ミニッツ・ラン・フォー・シーテフ)

(6月21日 東京・江東区)
 ドイツ・ブンデスリーガ、ヘルタのMF細貝萌(28)が21日、東京都内で行われた疾患啓発イベント「6 Minutes Run For CTEPH(シックス・ミニッツ・ラン・フォー・シーテフ)」の結果発表会に参加した。

 イベントは国指定の難病である「慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH:シーテフ)」の認知向上と患者支援を目的として、大手製薬会社のバイエル薬品が行っているもの。細貝は13年からCTEPH啓発大使を務めており、これまでに4回のランニングイベントに参加している。

 6分間のランニングを行い、イベント参加者全員が走った距離と細貝の13―14、14―15シーズンの公式戦走行距離を合計し、1キロを1000円で換算した金額を患者支援団体に助成する。今回は2年間の活動を通して走った792キロと、過去2シーズンの細貝の走行距離537キロの計1329キロメートルで、132万9000円が贈呈された。

 当日は都内で活動するサッカークラブの少年少女たちとのミニゲームも行われ、子供たちは海外で活躍する細貝のプレーに目を輝かせた。細貝もミニゲームを楽しみ、キックオフゴールを決めるお茶目なシーンも見せて、シーズン中にピッチ上で見せる厳しい表情とは異なる一面を垣間見せた。

 細貝は2年間にわたる啓発活動の節目を迎え、「これまでとは違う形になるかもしれませんが、これからもサポートをしていきたいです。具体的にはまだ決まっていませんが皆さんのために活動できたらいいなと思います」とコメント。来季に向けては「自分のできることを所属しているチームでしっかりやること。元気なプレーを見せるでメッセージとして伝えたい」と抱負を語った。

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