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コスタリカ戦はサバイバルマッチ「何かをなし得ないと次はない」

[ 2015年6月22日 14:50 ]

U―22日本代表メンバー発表

 日本サッカー協会は22日、来月1日に宮城県仙台市のユアテックスタジアム仙台でU―22コスタリカ代表と国際親善試合を行うU―22日本代表メンバーを発表し、21人が選出された。

 U―22日本代表を率いる手倉森誠監督(47)は3月のリオデジャネイロ五輪1次予選で選んだメンバーのうち12人を残し、半分近い選手を入れ替え。1次予選以降は所属チームでどれだけやれるかを見極めた上でこの21人を選んだとし、「コスタリカ戦でどれだけやれるか見てみたい」「今回何かをなし得ないと次はない」とコスタリカ戦は親善試合とはいえ選手にとっては“サバイバルマッチ”であることを強調。「スクラッチのクジみたいなもの。こすって当たるかチャレンジさせたい」と独特の言い回しでメンバーにあえてプレッシャーをかけた。

 08年北京五輪監督でもある反町康治監督(51)に請われて今季J2東京Vから期限付き移籍したJ1松本でレギュラーをつかんだMF前田直輝(20)は、東京V時代の昨年3月に行われたU―21日本代表候補合宿以来の招集。

 手倉森監督は「前田は自分を高めるために移籍してポジションを取った。フィジカル、守備の貢献度など自分の弱点を克服しようとしているのが見える」とチャレンジ精神を買ったことを示唆し、前田と東京Vユース時代の同期で現在所属するJ1FC東京ではなかなか出番のないMF中島翔哉(20)については「代表に来た時はよくやってくれているし、理解度もある。オレのところではやってくれるだろうなと思っている」と期待を寄せた。

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2015年6月22日のニュース