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武藤負傷退場…相手タックルで首と右腰強打 指揮官は重症否定

[ 2015年4月5日 05:30 ]

<FC東京・甲府>後半、FC東京・武藤はピッチに手を着いたまま動けなくなる

J1第4節 FC東京1―0甲府

(4月4日 味スタ)
 FC東京の日本代表FW武藤嘉紀(22)が、4日のホーム甲府戦で負傷交代を強いられた。

 前半27分、ゴールに背を向けボールを受けた瞬間、背後から相手DFの強烈なタックルを受けた。その後もプレーをしたが、後半5分に腰を押さえ、フィッカデンティ監督にプレー続行不可能のジェスチャー。直後にプレーが途切れると、その場にしゃがみ込み、同6分にスタッフに抱えられながらピッチを後にした。

 クラブによれば首と右腰を強打。特に腰の状態が思わしくないという。前日はG大阪のFW宇佐美、鹿島MF柴崎の代表同世代がゴール。武藤も得点を狙ったが自身初の負傷交代となった。

 昨季の終盤戦は左太腿に負傷を抱えながら出場を続け、新人最多に並ぶ13得点。ケガには強いだけに相当な痛みが走ったもようで、試合後はクラブの判断で取材対応もなかった。病院で検査を受けるかは今後の経過次第という。

 フィッカデンティ監督は「2、3日で合流できる。(チームの)ドクターとも話をしたが、大きな問題ではないといえる」と深刻ではないとの認識を示したが、ここまで3得点と好調を維持していただけに回復具合が気掛かりだ。

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2015年4月5日のニュース