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13歳久保 バルサ退団決定的…FC東京、川崎Fなど争奪戦

[ 2015年3月31日 05:54 ]

バルセロナの下部組織に所属するFW久保建英

 バルセロナの下部組織に所属するFW久保建英(たけふさ、13)が退団することが決定的となった。バルセロナは昨年4月に18歳未満の選手の国際移籍や登録に違反があったとしてFIFAから処分を受け、対象の一人とされる久保は現状では18歳までプレーできない可能性が高い。既に1年半以上も、公式戦でプレーできない状況が続いていた。

 29日付のスペイン各紙では、久保が日本行きを決心したと報道。27日には所属先のインファンティルA(13~14歳年代)のチームメートに日本へ戻ることを告げ、翌28日には両親とともにバルセロナ―エスパニョール戦を観戦したという。早ければ、来週中にも帰国する予定だ。

 複数のJリーグ関係者によれば「日本のメッシ」と呼ばれ、10歳で名門バルセロナの下部組織入りした天才少年の動向に対する関心は高く、既にFC東京、横浜、さらにバルセロナ入りまでU―10に所属していた川崎Fが水面下で獲得に動いていることが判明。20年東京五輪での活躍も期待される逸材をめぐって、激しい争奪戦となりそうだ。

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2015年3月31日のニュース