×

U―22日本 3戦連続完封勝利で五輪最終予選進出!エース久保がV弾

[ 2015年3月31日 23:35 ]

<日本・マレーシア>前半、ヘディングで先制ゴールを決める久保(左)

 男子サッカーのリオデジャネイロ五輪1次予選を兼ねたU―23アジア選手権予選I組は31日、マレーシアのシャーアラムで最終戦が行われ、勝ち点6のU―22日本代表は同3のマレーシアと対戦し、1―0で勝利。3連勝の勝ち点9で同組1位となり、同五輪アジア最終予選を兼ねたU―23アジア選手権(来年1月、カタール)進出を決めた。

 キックオフ直後から雨が降り、ピッチは前の試合に影響でボコボコ。そんな悪条件の下で日本はセンターバック3人を含む5バックで守備を固めたマレーシアの壁を崩せず、序盤は我慢の展開が続いた。前半16分にはDF安在がミドルシュートで、19分にはFW野津田が直接FKで得点を狙ったが、いずれもGKがセーブ。32分にもMF遠藤がミドルシュートを放ったが、これも相手GKに阻まれた。

 攻めあぐねる展開が続いた日本だったが、もどかしいムードを一変させたのはトップ下で先発した海外組のFW久保(ヤングボーイズ)。前半41分、安在の左クロスに反応して相手DFに競り勝ち、ヘッドで今予選初得点となる先制ゴールを叩き込んだ。

 日本は後半もサイドを中心に攻めたが追加点は奪えず。同15分には久保に代わってベトナム戦で2得点を挙げたMF中島が投入されたが、2戦連続ゴールとはならなかった。それでも日本は今大会で相手に得点を許さず、3戦連続で完封勝利。勝ち点9で1位突破を決めた。

 I組のもう1試合はベトナムが7―0でマカオに大勝し、勝ち点6で2位。マカオは3連敗でI組最下位となった。

 最終予選には予選の各組1位と2位の成績上位5チーム、開催国カタールの計16チームが出場し、上位3チームが五輪の出場権を得る。

続きを表示

2015年3月31日のニュース