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霜田技術委員長、ハリル監督は「勝者のメンタリティ注入してくれる」

[ 2015年3月12日 19:11 ]

ハリルホジッチ監督との契約までの経緯を説明する霜田技術委員長(左)

 日本サッカー協会は12日、都内で理事会を開き、ボスニア・ヘルツェゴビナ出身で、昨年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会でアルジェリアを初のベスト16に導いたバヒド・ハリルホジッチ氏(62)の日本代表監督就任を承認し、発表した。

 また、ともにフランス出身のジャッキー・ボヌベー氏(53)のコーチ就任、シリル・モワンヌ氏(44)のフィジカルコーチ就任も併せて発表している。

 サッカー日本代表チームを巡っては、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会後の昨年8月にメキシコ出身のハビエル・アギーレ氏(56)が新監督に就任。だが、同年12月に、かつて指揮したスペインリーグのサラゴサ監督時代に八百長に関与したとの疑いが浮上したことで、今年2月3日に契約を解除していた。

 ハリルホジッチ氏との交渉役を務めた霜田正浩技術委員長(48)は、「日本に必要な『勝者のメンタリティ』を注入してくれる監督だと感じています」とした上で、「『勝利のために攻撃的な姿勢で戦う』『決定力を伴ったチームにする』『日本人のストロングポイントを生かしたスタイルでアジアを勝ち抜き、ワールドカップに出場する』、そして『世界で結果を出すために、できることは全てやり切る』など、彼の言葉から、彼が日本代表監督にふさわしいメンタリティを有した監督だと感じました」と説明している。

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2015年3月12日のニュース