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広島サポーター6人に入場禁止処分 ナビスコ杯決勝で侮辱行為

[ 2014年11月14日 17:26 ]

 J1広島は14日、今月8日にG大阪とのナビスコ杯決勝戦が行われた埼玉スタジアムにおいて、一部の広島サポーターによる不適切な行為があったことを公表して謝罪し、当該行為を行ったサポーターに入場禁止処分を科したと発表した。

 発表によると、キックオフ前の午前10時26分ごろ、埼玉スタジアムの北コンコース内にあるスタジアム建設レリーフへテープが貼り付けられているのを試合会場の運営担当スタッフが確認。さらに、午前11時33分ごろに北サイドコンコース内で決起集会と称した活動を開始したサポーターが、同11時40分ごろにB3ゲート上部へよじ登り、ゲスタッフによる再三の注意により11時45分にようやく降りたという。

 レリーフへのテープ貼り行為やゲートへのよじ登り行為は、試合開始前から一般客のツイッターなどで写真が掲載され、問題視されていた。

 クラブは「レリーフへのテープ貼り行為は、浦和レッズのサポーターをはじめとする埼玉スタジアム2002に係わる皆様への侮辱的な行為であり、ゲート上部へのよじ登り行為は会場運営の妨害につながる行為と考えられる」とし、レリーフへのテープ貼り行為を行った2名と、ゲート上部へのよじ登り行為を行った4名をともに3試合の入場禁止処分としたという。

 また、今回の処分に関連し、主要サポーター団体にクラブの定める行動規範及びJリーグの定める試合運営管理規程を遵守する誓約書を提出させるという。

 ナビスコ杯決勝は、広島が2点をリードしながらG大阪が3点を取って逆転勝利を飾り、7年ぶり2度目の優勝を果たした。

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2014年11月14日のニュース