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磐田 J1自動昇格消滅も…敵地で執念ドロー、3位死守

[ 2014年11月1日 20:56 ]

<千葉・磐田>前半32分、磐田・伊野波(右)が先制ゴールを決める

J2第39節 磐田2―2千葉

(11月1日 フクアリ)
 J2第39節は1日、各地で行われ、磐田はアウェーで千葉と2―2で引き分け。勝ち点65で並んだ北九州を得失点差で上回って3位をキープした。しかし松本が福岡に2―1で勝って同77で2位が確定したため、3試合を残して磐田のJ1自動昇格の可能性は消滅した。千葉は連勝が4でストップし、勝ち点62で5位のまま。

 千葉の指揮官は昨季磐田を率いた関塚監督。ともに負けられない“因縁”の上位対決は両チームとも譲らず、勝ち点1ずつを分け合う結果となった。

 先手を取ったのはアウェーの磐田。前半32分、右CKからファーサイドまで流れたボールを千葉FW森本がクリアし切れず、こぼれ球をDF伊野波が左足で蹴り込んで先制点。千葉は後半10分、森本の突破から好機をつくり、MF幸野の移籍後初ゴールで同点。6分後にはDF中村のミドルシュートをGK八田が前にこぼし、谷沢のシュートも右ポストに弾かれたが、こぼれ球をボールを大岩が押し込んで2―1と勝ち越しに成功した。

 しかし同28分、磐田は千葉の守りのミスを突いて途中出場のFW山崎が同点弾。敵地で執念を見せて勝ち点1を加え、J1昇格プレーオフで有利となる3位の座を死守した。それでも山崎は試合後、「勝てなかったことが悔しい。勝ち点3を逃した」と複雑な表情。「今の順位と相手、アウェーということで引き分けは最低限の結果。でもチャンスがあったので悔しい」と繰り返した。

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2014年11月1日のニュース