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G大阪 7年ぶり決勝進出!2戦合計5―4で川崎Fとの乱戦制す

[ 2014年10月12日 17:58 ]

ナビスコ杯準決勝第2戦 G大阪2―3(2戦合計5―4)川崎F

(10月12日 等々力)
 G大阪は敵地で2―3で川崎Fに敗れて2戦1勝1敗となったが、5―4と合計スコアで上回って、優勝した07年以来7年ぶり3度目の決勝進出を決めた。

 第1戦を1―3で落としていた川崎Fは、立ち上がりからFW大久保がロングシュートを放つなど積極的にゴールに迫る。同9分、その姿勢が結果に結びついて川崎Fが先制。左サイドからMFレナトが速いクロスを送ると、中央の大久保がヘッドでゴールに突き刺した。

 守勢に回るG大阪は前半40分過ぎまで決定的な場面をつくれずにいたが、同42分、FWパトリックとのワン・ツーからMF阿部が右足ダイレクトで決めて同点。3分後にはFW宇佐美が左サイドでキープして中央にグラウンダーのクロスを送ると、またも阿部が決めて2―1と勝ち越しに成功した。

 川崎Fはロスタイムにレナトの右CKにDFジェシが頭で合わせて2―2の同点に追いついて前半を終えると、後半6分には勝ち越しに成功。大久保のパスに反応してペナルティーエリアに走り込んだレナトがファーへクロスを送ると、MF森谷が右足を延ばしてスライディングしてシュートを決め、3―2とした。

 これで2戦合計4―5と1点差に迫った川崎Fだったが、アウェーゴール数の関係で決勝進出にはあと2点が必要となった。後半18分には大黒柱のMF中村を投入して得点を狙ったが、2トップを下げるなど守備の意識を高めたG大阪を崩すことはできず、5年ぶりの決勝進出を逃した。

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2014年10月12日のニュース