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広島、4年ぶりの決勝進出! 殊勲弾の石原「優勝したいと思います」

[ 2014年10月12日 18:22 ]

ナビスコ杯準決勝第2戦 広島1―2(2戦合計3―2)柏

(10月12日 柏)
 広島が柏との準決勝を制して2010年以来4年ぶり2度目の決勝進出を決めた。

 第1戦を2―0で勝ち、迎えた第2戦は2点リードを許す苦しい展開となったが、0―2で迎えた後半29分、MF柏好文(27)の左クロスを相手GKがはじいたボールに詰めたFW石原直樹(30)が右足で押し込んで待望のゴールを決め、1勝1敗ながら2戦合計3―2のスコアでファイナルへの切符をつかんだ。

 値千金のアウェーゴールを決めた石原は「苦しい展開だったんですけど、何とかアウェーで1点取れば上(決勝)に行けると思っていたので、何とかそうなって良かったです」と話し、厳しい試合展開を「ACLやリーグ戦でこういう状況は経験しているので、それを生かせて良かったです」。決勝に向けて「リーグ戦と天皇杯でいい結果を出せていないので、このナビスコ杯で何とか勝って優勝したいと思います」とタイトルへの意欲を示したところで、後ろからDF千葉和彦(29)とMF高萩洋次郎(28)に祝福の水をかけられた。

 「そう簡単に決勝に行けるとは思っていなかったが、選手がよく勝ち取ってくれた」と話した森保一監督(46)は、決勝に向け「我々はタイトルを目指して戦っているし、チーム全員、サポーターの皆さんと喜び合えるようにタイトルを獲りたいと思います」と力強くタイトル獲得を宣言した。

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2014年10月12日のニュース