磐田監督解任のシャムスカ氏が意欲「日本でまた指揮執る可能性ある」

ペリクレス・シャムスカ氏

　Ｊ２磐田の監督を解任されたペリクレス・シャムスカ氏（４９＝ブラジル）が３０日、自身のブログを更新。今後も日本で監督として指揮を執ることに意欲を見せた。

　成績不振により９月２５日付けで磐田監督を解任されたシャムスカ氏がコメントを出すのは、今回が初めて。

　まずは「今回この様な形で解任になりとても寂しい気持ちでいますが、コーチングスタッフをはじめ、選手・クラブに関わっている全ての皆様には感謝の気持ちでいっぱいです」などと退団にあたってのメッセージを送ると、「日本でまた指揮を執る可能性があると思いますので、その時にまた皆様とお会い出来る事をとても楽しみにしています。ここでさようならとは言いたくありません。みなさん、マタネ！！」とつづった。

　また、子どもたちの学校の関係で１２月までシャムスカ氏自身も日本に滞在することを報告。前日２９日に４９歳の誕生日を迎え、届いたメッセージに感謝するとともに「これからも元気に仕事をしていきたいと思います。これからも応援をよろしくお願いいたします」としている。

　２００５年から０９年にかけて大分監督も務めたシャムスカ氏は、今季からＪ２に降格した磐田の監督に就任。だが、１６勝８分け９敗でＪ１への自動昇格圏（２位まで）外の３位で９月２５日に解任され、後任には元日本代表ＭＦの名波浩監督（４１）が就任し、初陣を見事白星で飾った。