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阪口 こぼれ球押し込み先制弾「たまたまです」

[ 2014年9月30日 05:30 ]

ベトナム戦の前半、先制ゴールを決め北原(左)、長船(右)に祝福される阪口

仁川アジア大会準決勝 日本3―0ベトナム

(9月29日 韓国・仁川)
 ボランチの阪口が決勝進出へ導く先制ゴールを叩き込んだ。前半24分、CK崩れの右クロスをGKがはじく。そのこぼれ球を相手の位置を確認しながら右足で冷静に射抜いた。「本当はダイレクトで決めたかったけど、こぼれ球でも決められて良かった。たまたまです」と笑った。06年7月のアジア杯(オーストラリア)で代表デビュー弾を決めた相性のいいベトナムを意気消沈させた。

 これで代表通算26得点となり、内山環に並び歴代10位となった。ダブルボランチの一角ながら今大会はチーム最多タイの5得点。18日のヨルダン戦では自身2度目のハットトリックを達成し、22日の台湾戦ではFW起用の期待に応えて1ゴールを決めた。波に乗る26歳は「1日しかないので疲労をいかに回復できるか」と決勝を見据えた。

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2014年9月30日のニュース