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20年欧州選手権、開催13都市が決定 決勝は“聖地”ウェンブリー

[ 2014年9月20日 11:44 ]

EURO2020決勝の開催地がロンドン(ウェンブリー・スタジアム)に決まったことを発表するUEFAのプラティニ会長(AP)

 欧州サッカー連盟(UEFA)は19日、20年欧州選手権(EURO)の準決勝と決勝の3試合をロンドン(イングランド)のウェンブリー競技場で行うと発表した。同大会は従来とは異なり、欧州全土で開催され、全13会場も発表された。

 同大会はこれまで1カ国による単独開催、または2カ国による共同開催で行われてきた。UEFAはプラティニ会長の提案で、20年大会は欧州全土で行うことを13年1月に理事会で正式決定。開催地は1カ国あたり1会場で行い、各国のサッカー協会から2会場までの立候補を受け付けて、投票で開催国を決定することが決まっていた。

 投票ではパッケージとなっていた準決勝と決勝で、ミュンヘン(ドイツ)が直前に立候補を取り下げたため、“サッカーの聖地”ウェンブリー競技場が決まった。その後、開催要件や投票結果、さらに地理的なバランスなどを考慮して12都市が選出された。

 EUROはフランスで16年大会が行われ、16年6月10日に開幕し、同7月10日に決勝が行われる。24年大会は17年に開催国が決まる予定で、ドイツ、オランダ、トルコが立候補を表明していて、イタリア、ルーマニアとハンガリー共催などの立候補も噂されている。

 ▽2020年欧州選手権の開催都市と予定試合
 
 ロンドン(イングランド)/準決勝(2試合)、決勝
 バクー(アゼルバイジャン)/グループリーグ(3試合)、準々決勝
 ブリュッセル(ベルギー)/グループリーグ(3試合)、ベスト16
 コペンハーゲン(デンマーク)/グループリーグ(3試合)、ベスト16
 ミュンヘン(ドイツ)/グループリーグ(3試合)、準々決勝
 ブダペスト(ハンガリー)/グループリーグ(3試合)、ベスト16
 ローマ(イタリア)/グループリーグ(3試合)、準々決勝
 アムステルダム(オランダ)/グループリーグ(3試合)、ベスト16
 ダブリン(アイルランド)/グループリーグ(3試合)、ベスト16
 ブカレスト(ルーマニア)/グループリーグ(3試合)、ベスト16
 サンクトペテルブルク(ロシア)/グループリーグ(3試合)、準々決勝
 グラスゴー(スコットランド)/グループリーグ(3試合)、ベスト16
 ビルバオ(スペイン)/グループリーグ(3試合)、ベスト16

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2014年9月20日のニュース