快足関根、アギーレ御前で「特長出す」　李も「アピールを」

＜浦和練習＞梅崎（左）と激しく競り合う関根

Ｊ１第２０節 浦和―広島

（8月16日 埼玉）
　日本代表のアギーレ監督がＪ初視察に訪れるホーム広島戦で、浦和の選手がアピール合戦を目指す。Ｊ１記録の７試合連続完封を達成した首位チームには、代表指揮官が選手選考に頭を悩ませる宝石がズラリ。

　１９歳の快足アタッカー関根は「走れる選手が選ばれると思う。自分の特長を出せるように頑張りたい」と意気込み、ザッケローニ前監督の１トップも務めたストライカー李は「（選考は）フラットだと思う。代表は特別。アピールしたい」と復調の発奮材料にするつもりだ。

　前節の川崎Ｆ戦で１０試合ぶりの黒星を喫したが、４連勝中と相性のいい広島を叩いて首位独走への足固めを狙う。古巣との対戦となるペドロヴィッチ監督は「最初の視察で浦和を選んでくれたことは何かしらの理由がある。我々が積み上げたことの表れ」と話し、攻撃サッカーに自信をのぞかせた。