柿谷、初フル出場も不発　強烈シュートもＧＫに阻まれ…

ザンクトガレン戦の後半、競り合うバーゼルの柿谷（右）

スイスリーグ・第５節 バーゼル０―２ザンクトガレン

（8月14日）
　バーゼルの日本代表ＦＷ柿谷は１４日、ホームでのザンクトガレン戦で移籍後初めてフル出場したが、２試合連続得点を決めることはできなかった。

　マッチデープログラムの表紙を飾った注目の一戦は３―６―１の１トップで先発。０―２の後半２７分にはゴール前でクロスを受け、時計回りに反転して左足で強烈なシュートを放ったが、ＧＫの好守に阻まれた。

　「決めたかったですね。１点差にできていれば、逆転できるチャンスはあったと思うし。本当に残念です」。チームが敗れたとあって口は重かった。

　それでも９０分間ピッチに立ち続けたのは大きな収穫。「（不発に終わって敗れたが）何もネガティブに捉えることなく、自分が強くなるために、また体のケアをして、次の試合に向けて準備するだけ」と次戦を見据えた。