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東京VのDF森が岐阜へ期限付き移籍 出場機会減り決断

[ 2014年8月13日 09:08 ]

岐阜に期限付き移籍することになった森勇介

 J2岐阜は13日、J2東京VからDF森勇介(34)が期限付き移籍で加入すると発表した。移籍期間は2014年8月13日から2015年1月31日まで。背番号は18に決まった。なお、契約により、森は今季東京Vと対戦するすべての公式戦に出場できない。

 静岡県出身の森は、清水東高から1999年にV川崎(現J2東京V)入り。2001年から当時J2の仙台、02年途中からは当時J1の京都、05年からはJ1川崎Fでプレーし、11年に11年ぶりに古巣へ復帰していた。

 川崎F時代の07年にはオシムジャパンの日本代表候補合宿に2度招集された経験もあり、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)には19試合に出場している。通算成績はJ1が162試合6得点、J2が159試合6得点。12年後半には主将も務めるなど、主に右サイドバックとして活躍し、昨季も38試合2得点の数字を残している。だが、チームが急激な若返り方針をとった今季はここまで5試合出場(0得点)にとどまり、5月31日のJ2第16節・湘南戦(BMWス)で途中出場したのを最後に、ここ10試合はベンチからも外れていた。

 そこへ、以前から森の実力を高く評価していた岐阜のラモス瑠偉監督(57)が獲得を熱望し、オファー。15日のJリーグ登録期限ギリギリで話がまとまった。

 森は岐阜を通じ、「東京ヴェルディから来ました、森勇介です。声を掛けていただいたことに感謝して、自分らしいプレーでチームに貢献したいと思います。岐阜の勝利のために頑張りますので、応援をお願いします」とコメント。

 東京Vを通じては、「プロ生活をスタートさせたクラブに2011年に戻ってきて、3年半お世話になりました。試合に出場する機会が減ったことで悔しい気持ちもあり、今回は新しいチームでプレーすることを選びました」と談話を発表している。

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2014年8月13日のニュース