清水　村田の記念弾で大榎監督に初勝利プレゼント！　ホーム200勝　ホーム600ゴール

Ｊ１第１９節 清水１―０徳島

（8月9日 アイスタ）
　清水が徳島に１―０で勝ち、ホーム通算２００勝をマークするとともに、７月３０日に就任した大榎克己監督（４９）に初勝利を贈った。

　ＭＦ村田和哉（２５）が途中出場から８分後の後半２４分にチームのホーム通算６００ゴールとなる記念弾を決めて先制。そのまま逃げ切った。

　村田は左サイドからグラウンダーでのクロスを受け、右足でシュート。ボールがゴール右隅に吸い込まれ、自身の今季初ゴールが決まると、ベンチ前に走り、大榎監督やベンチメンバーと抱き合い、喜びを爆発させた。そして、左手のひらの上に右手の人差し指を重ね「６」を作り、自らホーム通算６００ゴールをお祝い。試合後のヒーローインタビューでは、「持ってますねぇぇぇ～！」と絶叫すると、「きょうは大榎監督のホームでの初陣だったんで、勝利をプレゼントすることだけを考えてやりました！」とうれしそうに話した。

　村田は７月７日に滋賀県出身の愛さん（２５）と結婚。「自分が今、サッカー選手としていられるのも、苦楽を共にし支えになってくれた彼女のお陰です」とオノロケたっぷりのコメントをしていたが、新妻に捧げる結婚後初ゴールは、清水にとって最高の記念弾となった。