Ｃ大阪　７戦白星なしも指揮官強気「ゴールチャンス多く…」

チームは不振も強気な姿勢を崩さないＣ大阪ペッツァイオリ監督

Ｊ１第１９節 Ｃ大阪―ＦＣ東京

（8月9日 ヤンマー）
　降格圏の１６位に今季初めて陥落したＣ大阪は８日、ホームのＦＣ東京戦（９日、ヤンマー）に備え此花区の練習場で１時間の調整。リーグ７戦勝ちなしで特にここ３試合は無得点ながら、ペッツァイオリ監督は強気の姿勢を崩さない。

　口を突く言葉は自身が就任して５戦勝ちなしでも常に同じ。「我々はゴールチャンスを数多く作り出している。より多くのチャンスを作ることでゴールは生まれると思っている」とイタリア人監督対決を前に口癖を繰り返した。

　結果も内容も低調なチームの人気急下降は明らかだ。試合前日の前泊に向かう選手バスを見送るサポーターの恒例行事も、この日は今季初めて見送りゼロに。さらにクラブ社員が市内でビラをまいて来場を呼びかけるなど入場者増に懸命だ。台風１１号も接近するなど逆風だらけのチームが重要な一戦を迎える。