ネイマール３位決定戦はベンチ入って応援「名誉な形で終えたい」

練習に合流し、イレブンを激励するネイマール（ゲッティ）
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　腰椎骨折で離脱していたブラジルのＦＷネイマール（２２＝バルセロナ）が１０日（日本時間１１日）、Ｗ杯準々決勝コロンビア戦で負傷して以来６日ぶりにリオデジャネイロ近郊のキャンプ地でチームに再合流。今後はこのままチームに残り、１２日（同１３日）のオランダとの３位決定戦（ブラジリア）でもチームに同行する。

　ケガの回復は順調。ネイマールはこの日も松葉づえなどは用いずに自分の足で施設内を回った。８月５日にはバルセロナでリハビリを開始。決勝に関しては「アルゼンチンは応援しないけど（クラブの）同僚は応援する。メッシとマスケラーノに勝ってもらいたいね」と打ち明けた。クラブ側が期待する８月２３～２５日の来季開幕戦からの復帰がかなえば、９月５日に米マイアミで予定されている代表戦出場も可能。相手は因縁のコロンビアだが、早期復帰を目指していく。

　オランダとの３位決定戦はベンチ入りする意向を持っており「大切なのは団結して、名誉ある形で大会を終えることだ」と強調。ピッチに立てずとも、共に戦う。セレソンの威厳を、ネイマールは失っていなかった。