スペインＦＷジエゴ・コスタ実戦復帰　回復アピール

＜スペイン・エルサルバドル＞復帰したジエゴ・コスタ（右）と相手は競り合う（ＡＰ）

親善試合 スペイン２―０エルサルバドル

（6月7日 米ワシントン）
　Ｗ杯連覇を狙うスペインが７日、大会前最後の親善試合でエルサルバドルを２―０で破った。ＦＷジエゴ・コスタが右太腿裏の肉離れを再発した欧州ＣＬ決勝以来２週間ぶりに先発で実戦復帰。後半２９分までプレーし相手ＧＫの反則を誘ってＰＫを獲得するなど回復をアピールした。ブラジル出身ながらスペイン代表でのＷ杯出場を選択。

　ブラジルのフェリペ監督はＷ杯出場を打診したと明かしていたが「電話は一度も来ていない」ときっぱり否定し「２度ケガをしたので心配だったけど悪夢を振り払えてうれしい。ゴールはＷ杯に取っておく」と話した。

　前半はＭＦセスク・ファブレガスがＰＫを外すなど無得点も後半から出場のＦＷビジャが１５、４３分と２ゴール。前回大会得点王は「初戦のオランダ戦に先発するか分からないけど、さまざまなポジションでプレーしてオプションが増えた」と手応えを口にした。