ザック監督　ブラジル入り決意表明「最良の結果へ準備」

ブラジル・イトゥで行われた歓迎セレモニーで地元の子供たちから贈られた記念品を手にするザッケローニ監督（右）と長谷部

　ベースキャンプ地となるイトゥで８日、現地関係者による歓迎セレモニーが行われ、ザッケローニ監督と主将の長谷部が地元の日系人の子供から激励の花束を受け取った。セレモニーには代表選手がユニホーム姿などで出席。地元の子供たちが伝統の踊りで歓迎すると、手拍子で応じて盛り上がった。ザッケローニ監督はお礼として、イトゥ市長に日本代表のユニホームを手渡した。

　７日夜にブラジル入りした際は空港で多くの地元メディアなどに囲まれ、Ｗ杯開幕前の雰囲気に包まれた。ザッケローニ監督は「４年間、このためにやってきたという思いがある。ブラジルに来てうれしく思うし、最良の結果が得られるようにしっかりと準備をしていきたい」と語った。イトゥでは４年間積み上げてきたコンセプトを確認。いよいよ総仕上げに突入する。