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コスタリカ戦1トップ争い、大迫「ゴールが求められる」 

[ 2014年6月3日 05:30 ]

練習でパスを受ける大迫

国際親善試合 日本―コスタリカ

(6月2日 米国・タンパ)
 北中米カリブ海最終予選を最少失点(10試合7失点)で突破したカリブ海の雄・コスタリカとの一戦が、し烈な1トップ争いの舞台となる。5月27日のキプロス戦で出場機会のなかった大迫は「点を取ることが求められる」と力を込めた。ドイツではケルン移籍が決定的と報じられているが「今はW杯のことしか考えていない」と目の前の戦いに集中している。

 大久保はキプロス戦に後半13分から1トップで途中出場して、質の高い動きを披露。練習では1度も最前線に入っておらず2列目のプレーが続くが「ゴールにより近い方がチャンスは増える」と1トップを希望する。08年11月13日のシリア戦以来国際Aマッチで得点はなく、93年のJ発足後の日本代表FWとして最長間隔となる2027日ぶりの一撃を狙う。

 キプロス戦で低調なパフォーマンスに終わり、崖っ縁の柿谷は「いつも通りやるだけ」と平常心を強調した。1トップは1年前まで主に前田、ハーフナーが務めており、大迫、大久保、柿谷はザックジャパンの出場歴が10試合以下。実績よりも勢いが重視される位置だけに、6日のザンビア戦を含めたW杯前のラスト2試合が命運を握る。

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