×

欧州組 都内で自主トレ 長谷部「今しかコンディションは上げられない」

[ 2014年5月16日 17:00 ]

 6月12日開幕のサッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会に挑む日本代表で主将を務める長谷部誠(ニュルンベルク)、香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)ら欧州クラブ所属の選手が16日、東京都内で自主トレーニングを開始し、走り込み中心のメニューで約1時間半、強い日差しの中で汗を流した。

 吉田麻也(サウサンプトン)と内田篤人(シャルケ)を加えた4選手が参加した。香川以外は負傷明けのため、W杯に向けて体の切れや持久力を取り戻す必要がある。

 右膝手術から復帰したばかりの長谷部は「今しかコンディションは上げられない。シーズン前の準備と同じようにやる」と意欲的に語った。

 ボールを使った練習はパス回しなどわずかで、気温25度を超える中で各種のステップを織り交ぜたインターバル走などに取り組んだ。時折笑みもこぼれるなど、リラックスした雰囲気だった。

 チーム全体の合宿は21日から鹿児島県指宿市で始まり、1次リーグ終了まででも1カ月を超える長丁場となる。長谷部は「初出場の選手にとっては夢の舞台で緊張感も生まれてくる。雰囲気を見ながら声を掛けるのは僕の役目」と主将としての役割を口にした。

続きを表示

2014年5月16日のニュース