×

大儀見&川澄で堅守崩す!W杯へ鍵握る“ホットライン”

[ 2014年5月16日 05:30 ]

雷雨でベンチに避難するなでしこイレブン

 なでしこジャパンは16日、15年W杯カナダ大会予選を兼ねたアジア杯ベトナム大会の1次リーグA組第2戦で地元ベトナムと対戦する。オーストラリアとの初戦ではMF川澄奈穂美(28=シアトル)と途中出場のFW大儀見優季(26=チェルシー)が引き分けに貢献。W杯出場のために勝利が至上命令となる次戦も“ホットライン”が鍵となる。

 初戦は2人がなでしこを救った。2点離されたが、川澄のクロスがオウンゴールを誘発。反撃を開始し、後半38分には川澄のクロスを大儀見が決めて同点とした。大儀見は「カットインしてクロスを狙ってほしいと(川澄に)言っていた。それが形になった」と狙い通りの得点に納得顔。川澄も「長くやってるので分かり合える。ある程度、感覚でプレーできる」と連係に自信を見せた。

 15日は控え組が約1時間の調整。主力の宮間らも動いたが、先発した多くの選手が宿舎で静養した。対戦するベトナムはFIFAランキング28位。同3位の日本にとっては格下で、相手が引いて守る展開が予想されるが、大儀見は「ピッチに出た選手がやるしかない」と決意を示す。日本が誇る強力コンビが、相手ゴールをこじ開ける。

続きを表示

2014年5月16日のニュース