ノヴァコヴィッチ　チーム合流初日から強烈シュート連発！

清水のエンブレムを背に意気込むノヴァコヴィッチ

　清水にドイツ２部ケルンから完全移籍したＦＷノヴァコヴィッチ（３４）が２７日、チームに合流した。練習前の入団会見では「清水は若い選手が多く、勝利に対するハングリー精神があるチーム。若い選手の助けになって、高い順位を目指せるように頑張りたい」とチーム最年長選手の自覚を示した。

　大宮所属の昨季はリーグ戦２６試合に出場して１２点を挙げ、序盤の躍進を支えた。チームは替わったが、今季も「去年の大宮での快進撃をここ（清水）でもできるようにしたい」と気合十分。２６日夜にＪＲ静岡駅に到着した際には、大勢のサポーターに出迎えられたといい「ポジティブな驚きだった。全試合にベストを尽くし、サポーターと一緒に戦いたい」と意気込みを新たにした。

　会見後の練習では、主力組で強烈なシュートを連発。来日直後で疲労が残っていることもあり、他選手より短い約５０分で全体練習を終えた。ゴトビ監督は「彼は経験だけでなく、メンタリティーももたらしてくれる」と期待を寄せ「体が戻ってくれば（試合で）少し使うかもしれない」と２９、３１日の練習試合での起用も示唆した。