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本田 わずか10分出場、見せ場なく…地元紙は辛口評価

[ 2014年1月24日 05:30 ]

ウディネーゼ戦の後半、警告を受けるACミランの本田

 ACミランの日本代表MF本田圭佑(27)は22日、イタリア杯準々決勝のウディネーゼ戦に後半37分から出場したが、1―2で敗れて4強入りを逃した。シードルフ監督は名前を挙げなかったものの「選手の状態を見て、こういう布陣にせざるを得なかった」と本田の温存について言及。本田はイタリア報道陣に「チャオ」、日本報道陣には「お疲れさま」と2度繰り返し引き揚げた。

 1点を追う展開で、10分間ほどの出場では局面を変えられなかった。4―2―3―1のトップ下で出場。44分にはDFデシリオへのパスがそれてサポーターからブーイングを浴び、終了間際の左足ボレーもゴール枠を外した。移籍後初ゴールを決めた15日のイタリア杯5回戦スペツィア戦と同様に警告をもらう場面もあった。

 23日付の地元紙は厳しい論調だった。トゥット・スポルトは5・5点と低評価で「存在が感じられなかった」と批判。出場時間が短いため採点しなかったガゼッタ・デロ・スポルトも「レジスタンス(抵抗組織)の巣くうジャングルの中で小道を見つけられなかった」と独特の表現で流れに入れなかったと論じた。ゴールに絡めなかった19日のベローナ戦に続く酷評。本田に移籍後最初の試練が訪れた。

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2014年1月24日のニュース