香川にまた逆風…マンＵにスペイン代表ＭＦマタ獲得報道

サンダーランド戦で競り合うマンチェスターＵの香川（右）

イングランド・リーグ杯準決勝 ※２戦合計マンチェスターＵ３―３（ＰＫ１－２）サンダーランド

（1月22日）
　マンチェスター・ユナイテッドの日本代表ＭＦ香川真司（２４）がますます苦境に立たされた。２２日、リーグ杯準決勝第２戦のサンダーランド戦に公式戦２戦ぶりに先発。序盤は左ＭＦ、前半３５分すぎからはトップ下に入りマンチェスターＵの攻撃を勢いづけたように見えたが、後半１６分には真っ先に途中交代を命じられた。香川は無念そうな表情を浮かべベンチに下がった。

　試合は延長まで戦っても決着つかず。最後はＰＫ戦（１―２）の末、敗退が決まった。試合後、モイーズ監督は「選手はよく戦った」と話すのがやっと。一方で英ＢＢＣ放送など地元メディアは一斉にマンチェスターＵがクラブ史上最高額の移籍金（約６４億円）でチェルシーのスペイン代表ＭＦマタ（２５）を獲得することで合意したと報道。ポジションが重なる香川には逆風が強さを増してきた。