「ホンダ・マニア」と大報道　ガゼッタ紙１～３面を独占

本田圭佑のＡＣミラン入団会見の様子を報じる９日付の地元紙

　サッカーのイタリア１部リーグ（セリエＡ）ＡＣミランの本田圭佑の入団記者会見から一夜明けた９日、地元スポーツ紙のガゼッタ・デロ・スポルトが１面から３面までを割くなどイタリア各紙が大きく本田の記事を扱った。

　同紙の１面は「ホンダ・マニア」と見出しを取り、「入団会見はスーパースター級」「才能、特別なロゴ、そして背番号１０」「ミランは日本の情熱に便乗した」などの言葉で入団会見の模様を描写した。

　２面と３面の特集では、会見のコメントを紹介しながら「彼はすっかり準備ができている」と期待感を示した。また「日本の１０番であり、そのメディア効果をミランはアジア市場拡大のため利用する」と営業面での影響力にも触れた。過去にセリエＡに挑戦した日本選手の紹介のほか、インテル・ミラノの長友佑都の談話も伝えた。

　コリエレ・デロ・スポルト紙やトゥット・スポルト紙、一般紙のコリエレ・デラ・セラ紙も１ページを使って詳細に報じた。（共同）