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大宮 鈴木徳彦氏が統括本部長就任 大熊監督に続き“FC東京色”濃い人事

[ 2013年12月28日 13:33 ]

 J1大宮は28日、来季のチーム統括本部長に今季までJ2水戸の強化部長を務めていた鈴木徳彦氏(55)、強化部長に松本大樹スカウト担当(36)が就任することが決まったと発表した。

 慶応大出身の鈴木氏は東京ガスでプレーし、現役引退後はFC東京で強化部長などを歴任。2012年から水戸で強化部長を務めていた。

 鈴木氏はクラブを通じ、「歴史と伝統ある大宮アルディージャの一員になれることを嬉しく思います。今まで積み重ねてきたものを礎に、皆様と一緒に『未来を、ともに。』育んでいけるよう、チームづくり・クラブづくり・地域の発展に向け、持てる力を傾注したいと思います。ご支援・ご声援どうぞよろしくお願いいたします」とコメント。

 現役時代にG大阪、大宮でJ1通算13試合0得点、J2通算60試合1得点をマークし、2008年から強化部スカウト担当を務めてきた松本新強化部長は、「このたび強化部長を務めさせて頂くことになりました。自分の力を最大限に発揮してチームのため、クラブのために精一杯努力していきたいと思います」とコメントしている。

 大宮は昨季から21試合連続不敗記録を打ち立てるなど、シーズン前半は快進撃を見せたものの、8月1日の横浜戦勝利を挟んで2度の8連敗と大失速。シーズン中にベルデニック監督(64)を解任したが立て直せず、岡本武行GM(45)、古矢武士強化部長(43)、小倉勉監督(47)の今季限りでの退任を11月に発表。来季は元FC東京監督の大熊清氏(49)が監督を務めることもすでに発表しており、来季は“FC東京色”の強いチームに生まれ変わることになった。

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2013年12月28日のニュース