×

クルピ監督 笑いと涙で別れ「セレッソファミリーとして…」

[ 2013年12月9日 10:36 ]

 退任する指揮官がサポーターに涙で別れを告げた。C大阪は8日、金鳥スタジアムでファン感謝デーを開催。のべ7年に及んだ日本での監督生活にピリオドを打つレヴィー・クルピ監督にとっても、支えてくれたファンと最後の顔合わせの場となった。

 締めのあいさつでは、「私がブラジルで経営している“アズキ”という日本食レストランに来てくれたらおごりますよ」と定番の持ちネタで5500人を埋めたスタンドを笑いに包んだ。

 しかし、その後に選手の作る花道を通りながら1人1人と言葉をかわすうちに陽気なブラジル人の目も潤み始めた。「セレッソファミリーの一員として今から海外に飛び立つ気分です」と熱い思いを口にした指揮官は、11日に帰国の途につく。

続きを表示

2013年12月9日のニュース